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一次選考(筆記問題)対策<概説>
全国高校化学グランプリ
一次選考
突破のための攻略法
〜参考書・勉強法紹介〜
<概説>
「化学グランプリ・一次選考 突破のための攻略法(詳細版)」はコチラ。
<注意> このページで紹介している全国高校化学グランプリや国際化学オリンピックへ向けての参考書の中には、 ぼったくりだろ、と思えるようなひどい値段の本もある(「需要-供給曲線」を思い出そう!)ので、 図書館等で借りるのがオススメです。 その中でも特に気に入って、手元に置いておきたいという本があれば、購入するとよいでしょう。 なお、その際には、このページを通して買っていただけると嬉しいです(爆)。 |
■ 化学グランプリ一次選考 近年の動向 | ||||||
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■ 体系的対策・学習法 |
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実は、全国高校化学グランプリの問題というものは、問題文をよく読めば解けるようにできている。 とはいえ、基礎知識がないとお手上げだし、その問題の化学的背景を知っていれば、問題が解きやすくなることは間違いない。 【第1段階】 学校の副教材として手元にあるはずの、「化学図録(図説)」を一通り眺めてみよう! 【第2段階】
【第3段階】
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■ 失点を防ぐために |
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○ 取れるところからとる(基本) 点数は、すべての問題でほぼ均等。時にはあきらめるのも大事。 ○ 単位に注意! 計算過程で、mLをLに直す(V×10-3 [L]として代入する)必要があった、など。 補助単位(ミリ、センチ)などには注意! 毎年、必ず一問はこういう問題があるような気がする…。 ○ 電卓の使い方に慣れよう! メモリー機能が使えると便利。 ちなみに、貰える電卓は、100円ショップで売ってそうな普通の電卓。 ロガリズム(対数)機能はついてません。 ただし、高3の化学グランプリが終わった後に、なお電卓を使い続けていると、えらい目にあう。 ○ 数学、物理も少しは知っておこう! 数学は、指数・対数の基本(pHの計算などに使う)は、簡単な計算ぐらいは出来るようになっていた方がいいでしょう。 レベルとしては、化学の問題集にあるような計算だけで十分。 物理も「力のつりあい」と、単位の変換(+ディメンション(次元)の概念)ぐらいは触れておいた方が無難。 | ||||||
■ 設問別対策 | ||||||
≪第1問 基礎化学≫ 近年は、「環境問題」、「化学史」がテーマの一つになることが多い。 余裕があれば、化学史に関する本を一冊読んで、化学の全体像を歴史的な視点から捉え直しておこう。 ≪第2問 有機化学≫ 問題文をきちんと読めば、有機をまだ習っていなくても解けるように作ってある。 まだ習っていない人は、とりあえず、化学図録をパラパラと読んでみよう。 化学I・IIの新研究 は、間違いだらけ! Pragmatic Chemistry 有機編 ←必読。
マクマリー有機化学〈上〉 マクマリー 有機化学〈中〉 マクマリー有機化学〈下〉 ボルハルト・ショアー現代有機化学〈上〉 ボルハルト・ショアー現代有機化学〈下〉 ↑ 有機が好きな人は、上に挙げたような、ちょっと詳しめの分厚くて大きい参考書を読んでみることをオススメする。 ≪第3問 無機化学≫ 見たことのない化学反応でも、化学反応式は立てられるように! 主に、計算が主体となる傾向にある。 グラフの読み取りもよく出る。(この大問以外でもね。) 設問の意図を把握し、的確に立式できるかが、勝負のポイントとなる。 問題文をよく読み、誘導に従って解いていけば、基本、とけるはずであるが、 理論化学や有機化学方面の知識が必要になることもあるので、ちょっと厄介。 無機の対策としては、 Pragmatic Chemistry 無機編 これで絶対OK。 ≪第4問 物理化学≫ 物理化学も、問題文をきちんと読めば解けるように作られているので、あんまり焦る必要はない。 対策としては、まず、化学平衡の概念は知っておいた方が無難だろう。 参考書としては、現状、コレといったものがない…。 高校受験化学における「理論化学」が好きな人は、国際化学オリンピックのレベルになってしまうが、 アトキンス 物理化学要論 アトキンス 物理化学〈上〉 アトキンス 物理化学〈下〉 ↑こんな本を読んでみるのが面白いですよ。 |
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■ 分子模型って必要? | ||||||
必要でしょうね! 頭の中だけで三次元的に空間把握をするのは、かなり困難。
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