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「ベリリウム:Beryllium」 は元素記号Beで表される金属元素です。

語源は 『緑柱石(ベリル)=Beryl』 です。

周期表の初めの方にありながらも存在が極めて薄いこの元素、
クラーク数が47位(地殻中で47番目に多い元素)と実際に存在度が小さいのです。

化学的性質は、アルミニウムに似ています。
例えば、水酸化ベリリウムは酸、塩基両方に溶けます。
金属単体は銀白色で空気に触れると、表面のみ酸化されます。

そして、単体、化合物共に有毒なので注意してくださいね。
ベリリウム化合物はなめると甘いらしいですが、上記のとおり有毒なので絶対にやめてください。
皮膚に触れただけでも炎症を起こすそうですよ。

主な用途は、ベリリウムを銅に1〜3%加えたベリリウム銅(ベリリウム青銅とも)が有名です。
このベリリウム銅は極めて強靭かつ電気伝導性にも優れているので、
電気部品やバネ、船のスクリューなどに使われています。
また、ラジウムなどを使った中性子源としても昔から利用されています。


ベリリウムはその名前、存在はかなりマイナーなものの、結構意外な所に含まれています。

それは、宝石のエメラルド。

エメラルドは緑柱石の一種で、翠玉とも呼ばれる5月の誕生石です。
その化学組成は Be3Al2(SiO2)6で、ベリリウムが含まれることが分かっていただけると思います。

ちなみに、緑柱石が原料にもかかわらず、透明で青がかった色のものはアクアマリン、3月の誕生石です。
じつはエメラルドとアクアマリンは同じ物質なんですね。


それから最初の眼鏡も実は緑柱石から作ったそうです。
だからドイツでは今でも眼鏡のことを 『ブリレ=Brille』 と呼んでいるとか。



そして、これがおなじみ○アゴスティーニ(990円)で手に入れた緑柱石です。
薄いですが、名前のとおりの一般的な緑です。



また、貴重なものとしては赤い緑柱石もあるそうです。
もはや名前なんてどうでもいい感じですね。

因みにこの緑柱石は紫外線をあてても、残念ながら蛍光を発することはありません。





cf. ルビー&サファイア (Al - アルミニウム)




<知られざる元素トリビア>


                   
                     
 
   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                             

 



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